大型レーザ結晶､LiDARの活性媒体として機能

July, 5, 2018, Kazan--ロシア初のCr:LiCaAlF6結晶を量子エレクトロニクス･電波分光学(Quantum Electronics and Radio Spectroscopy Lab)が成長させ､ロシア科学アカデミーの大電流エレクトロニクス研究所(Institute of High Current Electronics)が作動させた｡
　試験により､それが780nmのレーザパルス､0.5ジュールのエネルギーを生成できることが証明された｡研究チームはさらに､波長範囲を750 -900nmに広げる計画である｡
　この能動素子で、シベリアのLiDARは､より多くの汚染化合物を大気中で検出し､その濃度を一段と正確に計測できる｡結晶の波長は､医療や産業製造にも有用である｡もっと短い衝撃輻射が達成されると､表面処理を増強することができる｡
　フッ化物結晶チームのリーダー､Alexander Naumovは､コルキライト結晶プロジェクトは3年かかった､とコメントしている。また､同氏によると､ランプ励起レーザは､効率的､コスト的に非常に魅力的である｡そのような結晶は､ダイオード励起で機能する｡これは､量子エレクトロニクスの最近のトレンドの1つである｡
(詳細は､www.kpfu.ru)