April, 2, 2014, Orpington--マイケルソンダイアグノスティクス(Michelson Diagnostics)は、VivoSight OCTを使用した基底細胞ガン診断のマルチセンター、予測臨床トライアルを完了したと発表した。
この研究では、臨床的に基底細胞ガンの疑いがある250を超える患者をドイツの6箇所のセンターでスキャンした。いずれの場合も、VivoSight OCTを使用した診断を、標準的なダーモスコピィ(悪性黒色腫顕微画像診断法)有り/無しの診断と比較した。
Dr. med. Martina Ulrichは、「難しいピンクパッチの患者の臨床とダーモスコピィの両方に対して、VivoSightは基底細胞ガン診断の特異度と陰性的中率(NPV)で統計学的に大きな改善を可能にした。したがって、VivoSight OCTにより多くの生検が不要になり、代わりに患者は非侵襲的に扱われる」とコメントしている。
また、同社CEO、Jon Holmes氏は、「今回の研究の確かな結果は、基底細胞ガンの診断とモニタリングで当社のVivoSight OCTシステムを使うことの臨床的なメリットを明確に実証している。VivoSightは、皮膚に影響をあたえる一定の病気や条件、特に非黒色腫皮膚ガンで非侵襲的診断やモニタリングの標準診断法になりうる」と話している。
研究成果は、American Academy of Dermatologyの第72回年次会議で発表された。