April, 23, 2018, Niles--マイクロリンクデバイセズ(MicroLink Devices, Inc)は、3接合エピタキシャルリフトオフ(ELO)薄膜太陽電池で37.75%のパワー変換効率を達成した。
デバイスのパフォーマンスは、国立再生エネルギー研究所(NREL)によって公式に認定され、1-Sunソーラスペクトラムシミュレート業界標準エアマス1.5グローバル(AM1.5G)でテストされた。37.75%の効率は、6インチGaAs基板生産プラットフォームで生産されたトリプルジャンクションELO太陽電池であり、報告された最高値である。このELO太陽電池設計の電力密度は、1-Sun AMOスペクトルで3000W/kgを超える。これは他の太陽電池技術と比較で世界記録。これらの太陽電池は現在、UKのAirbus Defence and Spaceによって生産されるプラットフォーム、Zephyr HALE (High Altitude Long Endurance)にエネルギーを供給するために使われている。MicroLinkは、高効率ソーラデバイス製造に使用する反転変性多接合(IMM)技術の独占的ライセンス契約をNRLと結んでいる。
同社独自のELOプロセスは、GaAs半導体基板に成長させたアクティブ太陽電池材料の薄い層を剥がすことができる。高価なGaAs基板は、製造コストを下げるために何度も再利用可能。MicroLinkのELO技術開発は、過去10年、NASA、DARPA、AFRL、海軍研究局、NAVAIR、Army Research Office、Army REF、CERDEC、ARPA-E、およびエネルギー省( Department of Energy.)を含む多くの米国の機関によってサポートされてきた。
(詳細は、www.mldevices.com)