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高解像度の超大型航空監視カメラを開発

January, 5, 2018, Limoges--Resolve Optics Ltdは、IMAO SAS(リモージュ、フランス)とともに、Horizon 2020アワード168万ユーロを獲得した。これにより、1GPixel解像度超大型航空監視カメラの開発を促進させる。
 Horizon 2020は、過去最大のEU研究とイノベーションプログラムで、7年で約800億ユーロの財政支援が利用できる。Horizon 2020は、ヨーロッパの世界的な競争力確保を目的とするフラッグシップ構想。
 超大型フォーマット、Resolve Opticsが設計した低歪特注レンズを使い、IMAOはプロトタイプの航空監視カメラを作製することができた。その特許設計は、3つの光学チャンバ、センサマトリックス、3つの超大型フォーマットレンズを関連付けており、航空データ取得分野で画期的な開発を示すものである。
 プロトタイプ660Mpixelカメラは、市場にある他の大型フォーマットカメラで生成される標準的な画像サイズより2~3倍大きな高品質画像を生成する。その結果、地理データマッピングに必要な画像が少なくなるだけでなく、これらの画像処理時間が少なくなり、オペレータの時間とコスト節約となる。
 Horizon 2020助成金を利用して2020年までに、Resolve Optics/IMAOコンソーシアムは、プロトタイプカメラの660Mpixel解像度をさらに改善して、1GPixelにすることを狙っている。この超高解像度、大型フォーマット機能により、一段と優れた品質のグーグルマップ画像、建築サイトや他のマッピング、監視プロジェクトのための航空監視飛行が短縮される。