November, 30, 2017, Oak Ridge--人の髪の毛幅より小さなフィジェットスピナの作製に必要なものは、一滴の液体、最先端のレーザ3Dプリンターと数時間である。
この微小な回転木馬は、オークリッジ国立研究所(ORNL) Center for Nanophase Materials Sciencesの研究チームが作製した。同ファシリティ独自のリソースと専門技術が世界中の研究者に利用できることを説明するためである。マイクロスケールフィジェットスピナは、幅がわずか100 µmであるが、その可能性は膨大である。
フィジェットスピナを造ったNanoscribe装置も研究チームが作製したもので、科学応用のためにマイクロ流体デバイスやマイクロメカニカルデバイスの作製が目的であった。装置は、集光レーザを使って液体をミクロレベルの固体に換える。このプロセスは、3Dプリンティングと同様、研究者が精密設計して複雑なデザインを作成し、可動コンポーネントを持つマイクロスケール機能デバイスを実現することができる。
(詳細は、www.ornl.gov)