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大面積フレキシブル・ペロブスカイト太陽電池製造に向け前進

November, 15, 2017, Santa Clara--Saule Technologiesのチームは、サンタクララで開催されるIDTechEx Showで、A4サイズのフレキシブルプリント・ペロブスカイト太陽光電池モジュールを初めて紹介する。
 Saule Technologiesは、IDTechEx Showで、IDTechEx Launchpadイニシアティブの受賞者10社のうちの一社。
 IDTechEx Showでは、超薄型プラスチックフォイルにプリントされた動作モジュールがパーソナル電子機器に充電する様子が紹介され、Sauleが開発した太陽電池の多くのアプリケーションの一つを実物宣伝する。
 Saule TechnologiesのCTO/共同創始者、Olga Malinkiewiczは「ペロブスカイト太陽電池のサイズを拡大することは、この技術に取り組んでいる企業や研究者にとって最大課題の一つである。安定した動作のA4サイズモジュールのプリントは、2017年のSauleにとって最重要成果の一つである」とコメントしている。
 Saule Technologiesは、ペロブスカイト太陽モジュールを作製するためのインクジェットプリンティングのアプリケーションを開発した。モジュールのサイズとペロブスカイトそのものがカバーするエリアを増やすことは、大規模生産にとって極めて重要である。小規模はすでに比較的容易になっており、1平方センチメートルの電池はラボ条件で高効率動作しているが、ほぼ400倍大きなモジュールで満足のいくパラメータ達成は重要な成果である。
 同社CEO/共同創始者、Piotr Krychは、「当社が関心のある産業の中には、商用利用できるだけのサイズのモジュールを必要としているところもある。特に建設や宇宙産業を考えた場合、サイズ拡大は重要である。これまでに当社が報告した進展は、将来のクライアントと初の協力契約締結に十分である」と話している。