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HRL、NASAから3Dプリントロケットエンジンコンポーネント受注

August, 24, 2017, Malibu--HRL Laboratories, LLCは、NASAの宇宙技術研究、開発、デモンストレーション(Space Technology Research, Development, Demonstration)の一環として、積層造形(AM)セラミックロケットエンジンコンポーネントを開発するInfusionプログラムを受注した。
 HRLは、プリセラミックレジンで科学的な飛躍的進歩を成し遂げた。これは3Dプリントでき、高温セラミックに変換できる。成果は、2016年1月にScienceに発表された。
 NASAのサポートを受け、HRL研究チームは、この技術をさらに発展させて、強化セラミックロケット推進コンポーネントを積層造形する。HRLの技術は、容易な、柔軟で低コストのポリマ積層造形と高温セラミックスを統合する。これにより、新しい設計、一段と低コスト、リードタイム削減が可能になる。
「高温セラミックスは、従来の方法での加工が難しいことで有名である。3Dプリンティングは、セラミックパーツの様相を完全に変えることができる。また、ロケットエンジンで適用される場所も変える」とプロジェクトのプログラムマネージャ、Tobias Schaedlerは説明している。
 HRLは、マイクロサテライト発射会社、Vectorと下請け契約を結ぶ。同社は画期的なロケットエンジン設計を研究し、AMによって可能になる一連の発射装置の性能改善を評価する。 
 2年プログラムはVectorのファシリティで、3Dプリントされた耐熱コンポーネントを含むロケットエンジンの高温地上テストで完結することになっている。