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3Dプリンティング技術を利用してギリシア工芸品の理解促進

August, 9, 2017, Wellington--ヴィクトリア大学ウェリントン古典博物館(Victoria University of Wellington’s Classics Museum)における3Dプリンティング技術の利用では、学生たちが、3Dプリントされた古代作品との触れ合いから個人のアンフォラ型容器(保存瓶)まで思い通りの方法で古代ギリシアの芸術品を使うことができる。
 ヴィクトリアの美術史、古典、宗教研究シニア講師、Dr Diana Burtonは、博物館の作品を損傷のリスクなしで学生に体験させたいと考えていた。
 「作品の利用から、そのデザインや装飾を学生が知る方法に実際に直面するには、学生がそれを使い、古代人がしていた方法でそれを扱うことができなければならない。3Dプリンティングの作品は、これを容易にする安全な方法である」。
 最初のプロジェクトは、キュリックスの3Dプリンティングであった。キュリックスは、古代ギリシャ人が飲み比べに使った器。
 設計されたものは、ニューヨークの世界最大のオンライン3Dプリンティングサービスプロバイダ、シェイプウエイでプリントされた。
「3Dプリンティングによって意外なものが現実になる。それは全く新しいストーリーに道を開き、全く新しい発見をし、デジタル時代の可能性を真に解放する。3Dプリンティングが効果的な教育、学習ツールとなり、大学の他の領域の発見にわれわれは関心をもっている」。 
 Dr Burtonは、その技術を使って、ヴィクトリア古典博物館のオンライン3Dギャラリを実現したいと考えている。
(詳細は、www.victoria.ac.nz)