November, 4, 2015, Lowell--MACOM(M/A-COM Technology Solutions Inc)は、データセンタのCWDMおよびPSM4アプリケーション向けの完全チップセットを発売した。チップセットは、QSFP28フォームファクタで最小消費電力を達成するための電気・光集積回路(IC)の完全ラインナップが含まれている。
新しいメガデータセンタは、高速データ通信需要に対処できるように拡張を続けているので、100Gトランシーバの数量が飛躍的に伸びると見られている。併せてコンポーネントの一層の低消費電力化、小型化、低コスト化も求められている。MACOMは、100Gトランシーバの高速半導体内容を整理統合し、レーザ、ドライバ、CDRおよびTIAを含む完全ソリューションを提供している。これらは、高度に分化したパフォーマンス、パワー、サイズ、コストメリットを提供できるように最適化されている。
MACOMのM37046とM37049は、最小パワー、最小クワッドチャネルレシーバとトランスミットCDRで、市場最先端のパフォーマンスを持つ。MACOM-002301とMACOM-002304は、シングルおよびクワッドチャネルDMLドライバで、市場最小パワーソリューションを提供。これらは、TOSAへのアセンブリが容易であることから、市場で幅広く採用されている。また、MACOMの127/129/131D-25C-LCG11DFBレーザファミリーは、CWDMとPSM4波長をカバーし、広い動作温度範囲にわたり高性能を提供する。M03002とM03102はシングルおよびクワッドチャネルTIAで、業界最小ノイズと消費電力を28Gアプリケーションに提供する。トランシーバ設計者が市場投入までの時間を短縮できるように、MACOMのエキスパートアプリケーションチームがこのバンドルをフルサポートしている。MACOMチップセットをベースにしたトランシーバを作製するメーカーにとっては規模の経済も大幅なコストメリットとなる。
MACOMの100Gデータセンタバンドルの製品全てが現在量産出荷中となっている。