October, 30, 2015, Santa Clara--マーベル(Marvell)は、IEEE.802.3bj標準完全準拠集積デュアルポート100Gbps Ethernet PHYトランシーバー、Marvell Alaska C 88X5121を発表した。
88X5121は、オプティクス、バックプレーン、パッシブ銅線を含む多様な媒体で、100GbE駆動が必要な全ての物理層で機能する。同トランシーバーーは、25GbEアプリケーション、FCなどの非Ethernetアプリケーションもサポートしている。Marvell Alaska 88X5121は現在、世界中の顧客にサンプル出荷中。
マーベルの接続、ストレージ、インフラストクチャ事業ユニットVP/ジェネラルマネージャ、Michael Zimmerman氏によると、10GbEから25GbE、40GbE、100GbEへの大きな移行トレンドが加速している。「当社の88X5121トランシーバーーは、データセンタにおけるこのような移行を可能にするために必要とされる標準準拠PHYソリューションを提供するものである」とコメントしている。
FEC機能を必要としないアプリケーションには、デバイスは低遅延リピータモードをサポート。この場合、PCSおよびFECに関連する機能はバイパスされる。リピータモードでは、同デバイスはOTNやFCなどの非Ethernetトラフィックタイプ用のバックプレーンやケーブルの駆動に使用できる。デバイスの8レーンは、このモードでは他と独立に動作可能であり、マルチスタンダードの同時サポートが可能になっている。88X5121ワイドBand動作(1.25Gbps~28.05Gbps)は、広範な標準およびレートをサポートしている。
(詳細は、www.marvell.com)