October, 20, 2015, New Orleans--メナラ・ネットワークス(Menara Networks)は、メトロおよびデータセンタインタコネクション向けにダイレクトディテクション、フルCバンドチューナブルDWDM 100G CFP MSAモジュールの量産出荷を発表した。
Menara DWDM 100G CFPはデュアルレート、フルCバンドチューナブル、標準CAUIインタフェースを持つ完全MSA準拠CFPフォームファクタ。対応するクライアント信号は100GEまたはOTU4、ライン側は4×25Gbpsまたは4×28Gbps DWDM波長。各DWDMチャネルは、全Cバンド50GHzグリッドで独立に調整でき、分散耐性のある光デュオバイナリ変調フォーマット(ODB)を使って伝送距離を延ばせる。Menara DWDM CFPは、リンクチェック用にPRBS生成を組み込んでおり、導入が簡単。消費電力は24W以下、全てのルータ、MPLSスイッチに適合している。
メナラCEO、Siraj Nour ElAhmadi氏によると、DWDM 100G CFPはすでに数百台出荷されており、IXPやデータセンタオペレータのMenaraの顧客はデータセンタ間に100Gサービスを立ち上げている。「最大300kmのリンクは既存の10G DWDMインフラを利用しており、コヒレントソリューションの法外なコスト、フットプリント、パワーは不要。実際、ヨーロッパ、米国、南米では、顧客は、当社のメトロDWDM CFPを直接ルータに導入している」。
IHSのキャリアトランスポートネットワーキング調査ディレクタ、Andrew Schmitt氏によると、メトロやデータセンタインタコネクト市場ではコスト効果の高い100Gソリューションが真に必要とされている。「コヒレントのコストと消費電力の改善が続いているとは言え、他のアプローチにチャンスがあることは間違いない。今後数年、80km以下の市場ではダイレクトディテクションの100Gや400Gソリューションが大きな役割を果たすと当社は見ている」。
なお、メナラはDWDMのチャネルを個別に調整するための測定器、Menara Wave Masterも同時に発売している。