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ロッキードマーチン、軍用モジュラーレーザ製造開始

October, 8, 2015, Bothell--ロッキードマーチン(Lockheed Martin)は、今月、新しい世代のモジュラーハイパワーレーザの製造を始める。モジュラー技術を採用して作製される最初のレーザは、U.S.陸軍車両向けの60kWシステムとなる。
 ファイバモジュラーレーザの製造は、同社ワシントンファシリティで行われる。モジュラーレーザデザインは、特殊ミッションや脅威の必要性に応じて、非常に広い範囲にレーザ出力を変えることができる。レーザはモジュール方式であるので、軍はさらにモジュールを追加して60kWから120kWにするオプションを持つことができる。
 ロッキードマーチンのレーザは、多数のファイバモジュールを組み合わせて強いレーザビームを生成する。階層化アプローチにより、コンポーネントの故障によって任務の中断が起こる可能性を低減しており、頻繁な保守、修復の必要性も最小化されている。一見複雑であるが、レーザは独りで簡単に操作できる。
 将来的には、レーザ兵器はドローンの群れ、多数のロケットや迫撃砲などの脅威に対して信頼性の高い防御を提供することになる。