October, 1, 2015, Valencia--インファイ(Inphi Corporation)は、サービスプロバイダインタコネクト向けに世界初の4レベルパルスアンプリチュード・モデュレーション(PAM4) ICチップセットソリューションのインターオペラビリティを実証した。
デモンストレーションでは、InphiのPAM4 ICソリューションとネオフォトニクスQ-TOSA 100G EMLベースモジュールを利用した2~10km SMFファイバループバックで、100Gデュアルラムダ光リンクの性能を紹介した。
PAM4変調は、同じボーレートでシンボルあたりのビットを2倍にすることで光および銅線のインタコネクトを次のEthernet導入の波に進める変調スキームとして認められている。このデモンストレーションは、PAMエンコーディング、DSPおよびFEC技術によって、複雑さをオプティクスからCMOSエレクトロニクスへ移すことで、ユーザは既存のソリューションと比べてローコストで帯域を4倍に拡大できることを示している。このデモンストレーションは、Inphiの高速リニアドライバとアンプリファイアソリューションを組み合わせて、8ラムダIEEE.802.3bs 400G LR8実装向けに完全エレクトロニクスプラットフォームを紹介した。
Inphiのネットワーキングインタコネクト担当VP、Siddharth Sheth氏によると、PAM4技術は準備が整っており、IEEE.802.3bs 400G LR8ラインカードやモジュールを次世代サービスプロバイダプラットフォーム向けに設計するエンジニアに提供可能となっている。
ネオフォトニクスの新しい4×28G Q-TOSAモジュールは、実績のある高性能EMLを利用した4-ch PIC集積トランスミッタを組み込んでおり、厳しいITU-T基準を満たしている。