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ネオフォトニクス、400Gコヒレントトランスポート製品スイートを発表

October, 1, 2015, Valencia--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、LH、メトロ、DCIを含む多様なネットワークセグメントで400G以上の光トランスポートが可能となるように設計された一連の製品と技術を発表した。
 このスイートに含まれるのは、高いボーレート伝送で使用するコヒレントレシーバ用の高速InPベース導波路型PD、16QAMおよび64QAMなどの高次コンスタレーション向けの超狭線幅レーザ、デュアルキャリアアーキテクチャ向けのデュアル出力レーザ、高密度ラインカードおよびプラガブルコヒレントオプティクス向けのSFFコヒレントコンポーネント。
 ネオフォトニクスのInPベース高速導波路型フォトディテクタは、コヒレントレシーバにモノリシック、またハイブリッド集積し、シンボルレート64Gbaudをサポートすることができる。
 ICR(Integrated Coherent Receiver)は、コンパクトなスモールフォームファクタパッケージで提供され、NeoPhotonics Dual micro-ITLAと組み合わせてデュアルキャリア400G実装を効率的にサポートする。Dual micro-ITLAは、個別に可変できる2つの独立した狭線幅チューナブルレーザをmicro-ITLAsよりも25%小型した形状で提供し、400Gまたは100Gマルチポートの高密度ラインカードに最適になっている。
 トランスポート帯域を増やす第2のアプローチは、高次の変調技術を使ってシンボルあたりのビット数を増やすことである。16QAMを使うことで、たとえ基本的なボーレートが変わらなくても、標準的なQPSK実装と比較して伝送されるビット数は二倍になる。また64QAMではデータレートは4倍になる。高次の変調がメトロやDCI(Data center Interconnect)で使われることはよくある。距離は短くても同じ光コンポーネントが2倍、4倍のデータレートをサポートするからである。しかしそのように高次の変調スキームは、状態間の分離が振幅と位相ノイズの影響を受けやすい。状態間の区別は必然的に低下するので、最高度に安定的な超狭線幅のレーザ光源が必要になる。外部キャビティレーザは、設計上本来的に、業界で最も狭線幅であり、ネオフォトニクスのmicro-ITLAは、ティピカル20kHzの線幅を達成している。これにより高次変調では高性能が得られる。これらのレーザはシングルおよびデュアルmicro-ITLAで提供している。ネオフォトニクスのコンパクトなmicro-ICRsと組み合わせると、高密度ラインカード、プラガブルモジュール実装が可能になる。