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テレダイン・レクロイ、世界最高帯域70GHzのコヒーレント・レシーバ発表

September, 30, 2015, Valencia--テレダイン・レクロイ・ジャパンは、世界最高帯域となるIQSシリーズ・コヒーレント・レシーバを発表した。
 この機器は、同社の光変調解析(OMA)製品群を拡張し、柔軟性と比類ない性能と高い操作性を持つモジュール型システムを構築する。LabMaster10Zi-Aモジュール型デジタル・オシロスコープ、Optical-LinQ統合光変調解析ソフトウェアと組み合わせると、IQSレシーバは130GBaudまでDP-QPSKやDP-16QAM光変調信号を受信することができる。
 ここ数年に渡り光通信測定に独自の技術を持つCoherent Solutions社と協業してきたが、その結果、世界最高70GHz帯域のIQS70コヒーレント・レシーバが、LabMaster10-65Zi-Aモジュラー型デジタル・オシロスコープとの組み合わせることで、システム帯域65GHzを実現し、最先端の研究をしている56GBaud通信システムを評価するのに理想的なシステムとなり、130GBaudまで受信が可能になる。そこまで高速の必要がない用途には、42GHz帯域のIQS42コヒーレント・レシーバと36GHz帯域のLabMaster10-36Zi-Aモジュラー型デジタル・オシロスコープとの組み合わせにより、最高32GBaudのDP-16QAMまたはDP-QPSKまでのアプリケーションで最高の試験プラットフォームを形成する。
 直感的な操作で光変調信号の計測と表示ができる解析ソフトェアOptical-LinQにより、完全に統合化された光変調解析システムの構築ができる。このソフトウェアの操作は、LabMaster10Zi-Aのメニューからシームレスに行える。オシロスコープとコヒーレント・レシーバの両方を完全にコントロールすることができるのは、業界でもOptical-LinQのみ。Optical-LinQは、IQSレシーバ、位相回復アルゴリズム、偏光DEMUX、余す事ない変調解析表示やパラメータ表示などを完全に自動制御する。
 業界最高の70GHzの帯域を提供できるだけでなく、レクロイの光変調解析システムは、ダイナミック・キャリブレーション機能があるため、LabMaster10Zi-Aモジュラー型デジタル・オシロスコープをIQSコヒーレント・レシーバと分離しても工場で再校正する必要なしに単独で電気信号の評価/試験に用いることができる。SDAIII-CompleteLinQソフトウェアを用いてNRZシリアル・データ電気信号のアイパターン、ジッタ、ノイズ、クロストークの解析をすることができる。