Products/Applications 詳細

テラクシオン、400Gbpsシステム向けにInP変調器

September, 28, 2015, Quebec City--テラクシオン(TeraXion)のInPベース変調器で経済的な400Gbpsシステムが可能になる。
 100Gbps超の次世代単一波長伝送システムの複雑な課題として、高い変調性能、パワー効率、小型化が求められている。低駆動電圧の変調器は、ポート密度の高いシステムでは消費電力の最小化が必須になる。加えて、高変調帯域では、200Gbps、400Gbps以上で必要となる高いシンボルレート適用を可能にすることによりスペクトル効率が向上する。コンパクトなトランシーバモジュールを可能にするには小型フットプリント特性も同様に不可欠になる。
 テラクシオンの高速フォトニックコンポーネント担当VP、Ian Woods氏によると、同社の変調器の最高帯域は40GHz、Vπ駆動電圧は1.5V。「テラクシオンは、400GbpsレディIQ変調器を今年初めからサンプル出荷しており、顧客の積極的なアドバイにより変調器の一般的な性能は、特に高いシンボルレートではLN変調器よりも優れている」と語っている。
 テラクシオンのInPベース変調器の高帯域応答により、スペクトル効率と伝送距離が改善されている。学界および業界パートナーと協力して注目すべき単一波長400Gbpsシステムパフォーマンスが実証されており、これは現状では、35GHzを超える帯域を示すTeraXion InP DP-IQMパッケージを使うことによってしかできない。
 この高帯域デュアルポラリゼーションIQ変調器は、ECOC2015展示会場で紹介されている。