September, 24, 2015, Richardson--データレート拡大に関わる課題とデータセンターでの広帯域化要求に応えるためにCommScopeは、SYSTIMAX LazrSPEED 550ワイドバンドマルチモードファイバ(WBMMF)接続ソリューションを発表した。
WBMMFは、InstaPATCH 360工場成端ファイバインフラストラクチャーの一部として販売されており、幹線ケーブル、モジュール、アレイコード、ファンアウト、デュプレクスパッチコードを含む一連の製品で提供している。
CommScopeのエンタプライズソリューション担当シニアVP、Kevin St. Cyrは、「LazrSPEEDワイドバンドMMFは、従来のMMFよりも長い距離で大幅に大きなスループットをサポートできる。同時に、全てのレガシーマルチモードアプリケーションに対するサポートも維持している。これは、少ないファイバで高いデータレートをサポートし、ユーザのコスト節約に寄与する。併せて、実際的なマルチモードテラビットアプリケーションに道を開き、データセンターインフラストラクチャーの寿命を拡大することになる」と説明している。
MMFは引き続き、データセンターの高帯域光接続に最もコスト効果が高く、最小パワーのプラットフォームを提供する。LazrSPEED 550 WBMMFソリューションを加えたことで、同プラットフォームは、少ないファイバで高速化と長延化のサポートを可能にした。 WBMMFは、現在の指定高帯域動作波長スペクトルを850nm単一波長から、850nmを含む950nmまでの範囲に拡大する。この広い仕様範囲によりSWDM技術の容量は、1対のファイバを使用して4波長で40G、100Gを伝送できるようになる。
LazrSPEED 550 WBMMFの特徴
・OM4レガシーアプリケーションサポート維持
・容量はファイバあたり少なくとも100Gbps
・40Gと100GでシングルペアEthernetが可能になる
・128GでシングルペアFCが可能
・並列ファイバ数を1/4に削減
・マルチモードファイバを汎用媒体に拡張