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Spirent、業界初の100G障害エミュレータ

May, 8, 2015, Sunnyvale--スパイレント(Spirent Communications)は、Spirent Attero 100Gを発表した。これは、高速Ethernetシステムとネットワーク検証向けの業界初の100GbE障害テストソリューション。100GbE障害ジェネレータは、装置メーカーやサービスプロバイダがネットワークあるいはネットワークエレメントを高精度、正確かつ反復的にエミュレートするように設計されている。この画期的な高速テストソリューションは、伝搬、ルーティング、スイッチングおよびバッファリング遅延のエミュレートに使用できる。
 ネットワーク遅延は、スループットを飛躍的に悪化させ、リアルタイムゲーミング、ストリーミングビデオ、金融取引などのアプリケーションを運ぶ高速リンクに影響を与え、コンシューマの不満やビジネスへの悪影響を招く。Spirent Attero 100Gは、100Gb/sでファイバ50000km超相当をエミュレートし、ネットワーク混雑、キューイング問題、マルチパスフェージングの機器のパフォーマンスへの影響を評価することができる。
 「高精度ネットワーク製品を開発する際、装置ベンダやサービスプロバイダが遅延を含め実際のネットワーク条件で性能測定基準を評価することが重要である。Spirent Attero 100Gは、100G Ethernetコンプライアンスに求められる計測を行うためにフルラインレートシミュレーションができる初のテストソリューションである」(マーケティング&製品戦略担当VP、Neil Holmquist氏)。
 Spirent Attero 100GとSpirentの100/40GbEテストモジュールをいっしょに用いることでユーザは、包括的なエンド・ツー・エンドテストのために、完全なネットワークトラフィック、スイッチング、ルーティング、アプリケーションシナリオをエミュレートし、それらに障害を与えることができる。Spirent 100/40GbEテストソリューション市場最高密度を提供し、ネットワークのマルチレイヤーをエミュレートし、数100万の原因/結果リアルタイム統計解析に拡張することができる。
Spirent Attero 100Gソリューションに含まれるものには以下の点がある。
・フルラインレートネットワークシミュレーション、40GbEで640ms、100GbEで256msまでの正確なフルラインレート遅延。
・コントローラ内蔵ウエブベースユーザインタフェースは、PCまたはタブレットから直接操作可能。
・ロスト、ミスオーダー、エラー、反復パケットにより、障害をシミュレーション。