May, 8, 2015, 深圳--Huaweiは、深圳市で開催された2015グローバルアナリストサミットでNetEngine 9000(NE9000)コアルータを発表した。このペタビットコアルータは業界最大容量であり、次世代データセンタセントリックネットワークを提供するオペレータの要求に応えるものである、と同社は説明している。
超高解像度(UHD)ビデオの急増とクラウドサービスへの移行により、オペレータはバックボーンネットワークで新たな課題に直面することになる。FBB 4K/8KやMBB 2Kビデオなどの新サービスは、大容量バックボーン帯域とネットワーク遅延の減少を必要としている。予測では、70%のサービスが2020年までにクラウドに導入され、その結果データセンタ(DCs)が徐々にネットワークコアになる。DCセントリックインタコネクションが次世代のバックボーンネットワークのトレンドになる。
このような進化に対応するためにHuaweiは業界最大のペタビットコアルータNE9000を発表した。新製品は、業界初の2Tルータラインカードをサポートしており、先進的なSDN/NFV技術は次世代DCセントリックネットワークの要求に応えるものである。NE9000は、スロットあたり最大容量8Tb/sをサポート。クラスタシステムの容量は8Pbit/sにスケールするので、1秒に12000の4Kビデオをダウンロードできるスピードとなる。2Tラインカードは、ワイヤスピード100GEのハイポート密度を提供する。これによりオペレータはネットワークを簡素化し、ネットワーク遅延を減らし、ユーザに素晴らしい体験を提供できる。
プログラマブルチップセットと柔軟な分散OSをベースにしたNE9000は、SDN/NFVを完全サポートする。仮想化、自動化と特許技術によりネットワーク機能をオープンにすることで、NE9000はネットワークルーティングを柔軟に調整し、DCバックボーントラフィックの動的変動に迅速に適応し、ネットワークリソースの利用性を効果的に改善することができる。また、OAMが効率的になるように最適化し、オープンでスマートな、効率的次世代DCセントリックバックボーンネットワークを構築する。