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Rafael、IDFに初の実用高出力レーザシステム「Iron Beam」を納入

January, 16, 2026, Kiryat Bialik--複雑な開発プロセスを経て、イスラエル国防省(IMOD)国防研究開発局(DDR&D)とRafael Advancxed Defense Systemsは、イスラエル北部のRafael本部で開催された公式式典で、初のIron Beamレーザシステムをイスラエル国防軍(IDF)に納入した。イスラエル国防省、IDF、空軍の指導部の高官やRafaelをはじめとする防衛産業各社の役員が式典に出席した。

このシステムは、様々な脅威に対する広範なテストでその有効性を実証し、ロケット弾、迫撃砲、UAVの迎撃に成功している。イスラエル航空宇宙軍(IAF)に統合され、Iron Dome、David’s Sling、Arrowシステムを補完する機能としてとしてイスラエルの多層防空システムに組み込まれる。

Iron Beamは、様々な空中脅威に対抗するために設計された高出力レーザシステムであり、世界的な技術的・工学的ブレイクスルーを示している。このシステムは高度なレーザ光源と独自の電気光学照準システムを備え、拡張された作戦距離で幅広い目標を迎撃し、最大精度と優れた効率を実現する。しかも、限界コストを最小限に抑えることがこのレーザシステムの主な利点となっている。

DDR&D省の内のR&D部門は近年、主要な請負業者であるRafaelと共にシステム開発を主導している。その他のパートナーにはElbit Systems、SCDやShafir Systemsなど他の防衛産業が含まれる。

Israel Katz国防相:「真の『歴史的マイルストーン』と呼ぶのに最も正確にふさわしい出来事がある。この重要な瞬間に、われわれは皆、今日ここで確立された先例に大きな誇りを感じることができる。世界的に初めて、高出力レーザ迎撃システムが完全な運用成熟度を達成し、多様な運用シナリオを再現する広範な試験シリーズを通じて複数回の迎撃を成功裏に実行した。この素晴らしい成果に貢献してくれたすべての方々に心から感謝申し上げる。皆様の献身が、脅威の計算を根本的に変えるこの歴史的な機会へと導いた。この画期的な成果は交戦ルールを変え、近い敵にも遠い敵にも同様に、われわれに挑戦してはならず、さもなければ厳しい結果に直面することになる、という重要なメッセージを伝えている。われわれの防御力は攻撃力に匹敵する。このメッセージはテヘランからサナア、ベイルートに至るまで響き渡っている。われわれはイスラエルの安全保障と技術的優位性を守ることにコミットし、将来の課題に対して揺るぎない姿勢を保つことを確実にしている。」

IMOD長官、Amir Baram退役少将:「最初のIron BeamシステムがIAFに納入され、すでに多数の追加システムが生産中であることは、われわれの初期段階――開発から連続生産への移行――の完了を示している。これは技術革命の始まりに過ぎない。生産が続く中でも、陸上および空中配備のための次世代防衛システムの開発をすでに前進させている。Iron Beamはイスラエルの多層防衛構造に新たな層を加え、複雑な脅威に対する能力と迎撃と脅威の費用対効果の方程式を劇的に向上させることが期待されている。」DDR&D責任者、予備役准将Dr.Daniel Gold:「現在、Iron Beamはイスラエルの多層防空システムに統合されており、過去2年間にわたり国家防衛の効果を示し、重要な補完能力として機能している。われわれは世界最先端の開発を運用展開に推進し、イスラエルの質的優位性と技術的優位性をさらに強化することにコミットし続ける。」

Rafael会長、Dr.Yuval Steinitz:「本日、2025年12月28日は高エネルギーレーザ防衛の時代の始まりを迎える。イスラエルは、ロケットやミサイルを含む航空脅威を迎撃するための実用レーザシステムを世界で初めて配備した国となった。この節目は、Rafael独自の適応光学技術によって可能となり、世界的な科学的ブレークスルーを象徴している。Rafaelは、この画期的なプロジェクト「Iron Beam」を構想し、主導し、実現した。これは、イスラエル国家の科学技術的優位性を強化し拡大するという長年の責任の一環である。」

納入式典でIsrael Katz国防相は、「真の歴史的マイルストーン」と位置付け、「このシステムは戦闘規則を変え、我々の敵に明確なメッセージを送る」と述べた。 また、アミール・バラム長官は、この配備が単なる技術導入の完了ではなく“量産への移行”を意味すると強調。既に追加機の製造も進んでおり、将来的には地上だけでなく航空機搭載型のレーザーシステムなど次世代防衛技術の開発も進んでいると述べた。 これらの発言は、イスラエルが高エネルギー兵器の実戦配備に世界で先行しているという戦略的ポジションを内外に示すものと受け止められている。