Products/Applications 詳細

Phlux Technology、世界最高性能1550nm IRセンサAPD紹介

January, 15, 2026, Sheffield--アバランシェフォトダイオード(APD)赤外線(IR)センサのメーカーであるPhlux Technologyは、サンフランシスコで開催されるSPIE Photonics Westのブース5528で、Aura Legendless InGaAs APDファミリーを展示する。
ブースでは2つのデモンストレーションが行われる。1つは運転支援システム(ADAS)や自動走行アプリケーションに不可欠な長距離IRセンシング技術である1550nmのLiDARのデモンストレーションと、もう1つはセンサによって範囲が拡大され、障害検出精度が向上する光時間領域反射率計(OTDR)のデモンストレーションである。

Auraファミリーのセンサは30µm、80µm、200µmのバージョンがあり、従来のInGaAs APDの12倍の感度を持ち、一定のレーザ出力でIRシステムの測定範囲と精度を最大50%向上させる。また、一定の測定範囲であれば、必要なレーザ出力は大幅に低減されるため、システムコストは最大40%削減、サイズと重量は最大30%削減とされる。これは熱管理が簡素化されたことが理由である。これらのセンサは、業務用レーザ距離計、光ファイバ試験装置(OTDR)、長距離LiDAR、自由空間光通信向けに設計されている。これらすべてのアプリケーションにおいて、1550nmの採用により目に安全な動作が保証され、905nm IRシステムの最大の欠点の一つが解消される。

Aura APDは、従来のセンサよりもかなり高い最大+85℃まで動作し、性能劣化を最小限に抑える。高ダイナミックレンジと強力な反射信号からの高速回復を特徴とし、OTDRアプリケーションにおけるデ」ッドゾーンを最小限に抑えている。デッドゾーンがあると、機器に近い場所で障害が検出されない可能性がある。また、APDの高感度により、光ファイバネットワーク内の小さな故障でも検出でき、距離測定やLiDARアプリケーションでは反射率の低い微小な物体も検出可能になっている。これらの利点は、現在のネットワークに比べて最大47%のデータ速度向上と大幅な低遅延を約束する新興の中空コアファイバ(HCF)技術にも同様に適用可能である。

Aura Noiseless InGaAs APDは、MIL-STD-883に準拠するよう設計されており、Telcordia GR-468の認証を受けており、既存の表面実装やTOパッケージ部品と簡単に交換できるため、既存のシステムを即座にアップグレードできる。

ノイズレスInGaAs APD技術は、化合物半導体製造プロセスにアンチモン合金を加えることで開発された。このデバイスは最大120の内部ゲインで動作し、ノイズフロアを超える微小な信号も検出できる。

Auraセンサは現在サンプル出荷中である。