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アバゴ、コヒレントアプリケーション向けMicro-ITLA

April, 2, 2015, Los Angels--アバゴ(Avago Technologies)は、新しいマイクロ集積可変レーザアセンブリ(Micro-ITLA)デバイス、AFCU-UITLAXXを発売した。同デバイスは、ハイパフォーマンス、狭線幅のMicro-ITLAコンポーネントで、コヒレントDWDMシステムの伝送光源とLO光源の両方に向けた設計となっている。
 アバゴ独自の外部共振器レーザ(ECL)技術、実績のあるInPおよびシリカ・オン・シリコンチップ技術、パッケージングプラットフォームをベースにしたこの新しいMicro-ITLAデバイスは、狭線幅(<100kHz)、低位相ノイズ、優れた周波数精度を特徴としており、SNRペナルティ減によりシステムパフォーマンスを向上させる。可動部分がないので、このデバイスは動作衝撃と振動耐性が優れている。
 この新しいMicro-ITLAデバイスは、狭線幅だけでなく、高い光出力、オフグリッド可変機構、グリッドレスチャネルプラン、動作中の波長とパワー調整機能を特徴としており、100G PM-QPSKや200G 16-QAM変調フォーマットなどのアプリケーションに適している。デバイスは、OIF Micro-ITLA実装合意(IA)に準拠している。業界標準の大きなフォームファクタのITLAと比較してアバゴの新しいMicro-ITLAデバイスは、わずか1/3のサイズ(20×40×7㎜)、25%少ない消費電力となっており、顧客は次世代の100G、200G/400G伝送システムに向けて、より小型の光ラインカードソリューション、プラガブルトランシーバに移行することができる。
製品の特徴
・フォームファクタ:20×40×7㎜
・可変光パワーチューニング:+8~+16dBm
・狭線幅:<100kHz
・ユーザ定義光チャネル設定「Flex-grid」または「グリッドレス」アーキテクチャ
・ファインチューニング周波数範囲:±6GHz
・消費電力:<3.5W(16dBm、75℃)