November, 12, 2025, San Jose--POET Technologies Inc.(POET)は、POET Infinity™光エンジンの出荷について500万米ドルを超える生産注文を受けたと発表した。光エンジンの発注は、光トランシーバモジュールを製造・販売する大手システムインテグレータによるものである。
この生産注文は、AI接続を強化し、ハイパースケールデータセンタの需要を満たすために構築されたテクノロジーの商業的実行可能性と拡張性をさらに証明するものである。光エンジンは2026年後半に顧客に出荷される予定である。
「当社の最先端の800G光エンジンの販売注文は、POETの技術を検証し、AIデータ通信のニーズに対応できる多くの方法の1つを示すもう一つの商業的成果である。この特定の顧客は、エコシステム全体にPOETを統合している。これは、当社のプラットフォーム技術の強みと、当社の光エンジンのパフォーマンスに対する信頼の証である」とPOETの最高収益責任者であるRaju Kankipatiはコメントしている。
POET Infinityは、デイジーチェーンアーキテクチャで構成できる400G光エンジンのラインで、800G、1.6T以上の設計を顧客に提供できる。この特定のモジュールメーカーに対して、POETは2xFR4および2xDR4 400G送信エンジンと800G 2xFR4およびDR8受信エンジンを提供する予定である。
POET Infinityの機能には、集積EMLレーザ、送信器用ドライバとMUX、レシーバ用TIAとDEMUX、およびPOET光インタポーザプラットフォーム技術の特徴が含まれる。非常に小型のフォームファクタ、ワイヤーボンドの排除;コンポーネントのパッシブアセンブリ;モノリシックに統合されたMUX/DMUX。従来のプロセスに比べて部品コストの大幅に削減になる。
LightCountingによると、AIクラスタで使用されるスケールアウトおよびスケールアップネットワーク用の光トランシーバ、LPO、CPOの売上予測は、2024年の50億米ドルから2026年には100億米ドルに倍増すると予想されている。