スコービオス、業界初100G システム-オン-チップをOFCでデモ

March, 27, 2015, Albuquerque--スコービオス(Skorpios Technologies, Inc)は、業界初の100G CWDM システム-オン-チップ完全集積オプトエレクトロニクスS-roCレシーバICとS-toCトランスミッタICを発表した。同社は、100G CWDM S-xoCファミリのデモンストレーションをOFCで行う。
　S-xoC 100G CWDM ICsはシリコンフォトニクス光ICs、トランスミッタおよびレシーバエレクトロニクスICs、SMF結合の全てを1個の半導体ICパッケージに集積している。
　データセンタ市場では、100Gネットワーキングの大量導入が始まろうとしている。SMFデュプレクスファイバインフラ、低消費電力、高密度で400Gまでの拡張性、コモディティ化に対する要求がかつてないほど高まっている。スコービオスのS-xoCファミリは、大規模エンタプライズにとってサプライチェーンの柔軟性拡大、コスト抑制となる。スコービオスは初めて、半導体パッケージで、全てのオプティクス、エレクトロニクス、ファイバ結合を提供し、エッジプラガブル、組込、バックプレーンあるいは、顧客のクラウドアーキテクチャに適した独自アプリケーションに適用可能とした。
　ライトカウンティング(LightCounting)市場調査の主席アナリスト、Dale Murray氏によると、最大規模のデータセンタではコスト効果の高いシングルモード100GbEリンク需要が急増する。さらに同氏は、「ファイバ結合した完全システム-オン-チップCWDM光エンジンパッケージングは、パッケージングの柔軟性、厳しいコスト要求に応える可能性を示している」とコメントしている。
　スコービオスの販売と事業開発担当VP、Samir Desai氏は、「シリコンフォトニクスは、高コストで低歩留まりのIII-VプロセスからCMOSへ個別の光機能を移行させるだけではない。当社の完全集積オプトエレクトロニクスソリューションであるS-xoCファミリにより顧客は初めて、光通信市場でファブレス半導体ビジネスモデルの真の価値を理解する。100Gデータセンタ光市場は、スコービオスのS-xoCを適用する初めての理想的な例となる。当社は、テラビットオプトエレクトロニクスへの真のモノリシック集積に至るロードマップを提供する」とコメントしている。