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キーサイト、業界をリードするチューナブル再現性を持つ波長可変光源

March, 26, 2015, Santa Rosa--キーサイトテクノロジーズ(Keysight Technologies)は、8164B光波計測システム向けの新モジュール、81606Aチューナブルレーザ光源を発表した。
 サブピコ秒チューニング再現性とクラス最高の波長精度が、フルスピードでも2方向掃引でも特徴となっている新しいモジュールは、要求の厳しいデバイスの設計確認、デバイスあたりのテストコスト抑制に役立つ。このチューナブルレーザは、波長選択デバイスの自動調整をスピードアップするので、テストエンジニアは現在のモジュールを使うよりも時間あたりに評価できるデバイスの数を増やすことができる。
 チューナブルレーザは、光パワーメータや偏波コントローラと組み合わせて、MUX/DEMUX、再構成可能光ファイバネットワークで使用されるチャネルインターリーバやWSSのフィルタスロープ、アイソレーション、偏波依存性、挿入損失と反射の測定に使用される。今日の高速変調によって広がる信号パスに沿ったROADMsフィルタ形状カスケードのために、コンポーネントメーカーはほぼ理想に近いチャネル仕様に適合することが極めて重要となっており、測定不確かさの余裕はほとんどない。
 81606Aチューナブルレーザ光源は、10年以上にわたり業界標準となっている現在の81600Bレーザに対して、大幅な機能強化により、効率的なテスト、より優れたテストマージンを求める光コンポーネントメーカーの要求に対処している。
・新しいキャビティとレーザモジュール設計により、自然発光を抑えて信号パワーを高めることでダイナミックレンジ15dB向上。
・新しい波長レファランスユニットにより、リアルタイムトラッキング速度と分解能が向上したことで、絶対精度が4倍に改善。
・フィードバック制御と駆動機構を強化したことで仕様化されたダイナミック確度に影響を与えることなく掃引速度を40倍高速化。
 これら最新の開発と約20年にわたる掃引チューナブルレーザの経験を統合した81606Aは、最高度の信頼性と長期安定性をターゲットにした設計となっている。現在の81600BレーザコマンドおよびN7700Aフォトニックアプリケーションスイートに適合しているため、エンジニアは新しい81606Aに円滑に移行、あるいは拡張できる。
 81606Aチューナブルレーザ光源は現在、次の2つのバージョンで提供している、チューニングレンジ1450~1650nm(オプション216)、1490~1640nm(オプション116)。