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フィニサ、CFP2-ACO、5×7Flex-Rateトランスポンダなど200G製品

March, 26, 2015, Sunnyvale--フィニサ(Finisar)は、OFC2015で多数のコヒレントトランスポート製品デモンストレーションを行うと発表した。
 これらに含まれるのは、100G QSFPおよび200G 16QAMアプリケーションをサポートするプラガブルCFP2-ACOコヒレントトランシーバ、業界初の内部DSP搭載5×7インチFlex-Rate(40G~200G)コヒレントトランスポンダ。これとは別にフィニサは、Ultraspan Productsを採用した100G超長距離リピータレス光リンクのデモも行う。

40/50G BPSK、100G QPSK、200G 16QAMをサポートするフレクス技術
 Flex-RateトランスポンダとCFP2-ACOトランシーバによりフィニサは次世代コヒレント200G技術をデータセンタインタコネクト、メトロ/LH DWDMアプリケーションに展開する。コヒレント200G技術は、今日利用できるソリューションで最小コスト/bitを提供し、2波長使用することで400G伝送が可能になる。デモでは、200G 16QAMの相互接続性をフィニサのFlex-RateトランスポンダとCFP2-ACOモジュールとの間で紹介する。これらのフレクスソリューションは、変調フォーマット、データレート、伝送距離の多数の組合せをサポートしてシステム統合を簡素化する。
 Flex-Rateトランスポンダは、業界最先端のパフォーマンス、最大+7dBmの高出力を提供。クラリファイ(ClariPhy)のLightSpeed II CL20010 DSPを搭載したモジュールは、高いOSNRトレランス、拡張波長分散トレランス、再生の必要性低減に寄与する。同モジュールは、トランスポートおよびルーティングシステムでの応用に適している。40/50G BPSKをサポートするモジュールの変種もULHや海底アプリケーションで利用可能。
 フィニサの業界最先端のInP技術をベースにしたCFP2-ACOトランシーバは、業界1のフレキシブルなアーキテクチャを可能にする。リニアRFドライバを採用したフィニサCFP2-ACOは40/50G BPSKから200G 16QAMまで任意の変調フォーマットをサポート可能。送信レーザとレシーバを分離したことでモジュールは各方向に異なる波長をサポートできる。モジュールは、CFP MSAで定義した機械的、マネージメントインタフェースにしたがい、OIF IAドラフトで定義された全3クラスをサポートする。今日のルータやトランスポート装置は一般に、ラインカードあたり1~2のコヒレントポートを持っているが、CFP2-ACOによりシステムベンダは、1枚のラインカードで1Tbps超をサポートする高密度プラガブルインタフェースを提供できるようになる。これらは現在サンプル提供中。

超長距離光リンク向けUltraSpan技術
 フィニサは、従来の通信システムの距離と機能を拡大するUltraSpan増幅器ベースの新技術を紹介する。超長距離(400km)では、フィニサはリピータ不要の100G超長距離コヒレントリンクのデモンストレーションを行う。超長距離リンクは、石油、ガス、鉱山、エネルギー、運輸などのアプリケーションで使用される。UltraSpan製品は現在、量産出荷中。