santec、フォトディテクタ・アレイ MPA-100を開発

March, 24, 2015, 小牧--santecは、データコム通信分野で活況なMPOコネクタベースのマルチディテクタ・アレイ（MPA-100）を開発した。
　MPA-100は最大80chsまでの光パワーモニタが可能で、優れたコスト・パフォーマンスと小空間実装スペースを提供。MPA-100はデータコムで用いられるIEEE802.3ba規格のSR4、SR10、LR4、ER4等 40GbE / 100GbE光伝送デバイス・機器の光パワーモニタ監視やトランシーバ製品の検査等に最適。MPA-100はピグテイル型フォトディテクタの他、例えば入力光の5%の光パワーをモニタして、残り95%は光ファイバで戻すタップPD型フォトディテクタ・アレイも対応。MPA-100は2015年3月9日より発売開始する。

MPA-100の特長
・複数信号モニタ: 32, 48, 64, 72, 80 ch
・動作波長範囲: 850 nm, 1260 ~ 1610 nm
・光入力パワー範囲: -50 ~ +3 dBm/ch
・光ノイズ限界: -63 dBm @1550 nm
・出力線形性: 0.2dB typ. ＠入力光パワー範囲(-50 ~ -10 dBm)
・MPOアダプタ / 多芯MPO, MTP コネクタ
・電圧出力 / USBインタフェース
・波長、光パワー、出力電圧の校正表添付
・寸法: (W)482.6x(D)430x(H)44 mm, 1Uサイズ
・Tap-PD仕様などカスタムモデルにも対応
・データコム、ブロードバンドCATVネットワーク、テレコム通信機器等の光パワー検査
・データセンタ光通信機器のパワーモニタ
・アクティブ・オプティカル・ケーブル(AOC)など光インターコネクト信号のパワーモニタ