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LumentumとMarvell、業界初集積450G高速光インタフェース紹介

April, 9, 2025, San Jose--Lumentum の統合 DFB-MZI ソリューションは、差別化された InP 技術を活用し、SiPhoアーキテクチャよりも優れた性能を発揮し、次世代の AI/ML およびクラウドインフラストラクチャをサポートする。

Lumentum Holdings Inc. (Lumentum) と、データインフラストラクチャ半導体ソリューションのリーダーである Marvell Technology, Inc. は、225 Gbaud で動作する Marvell 400G/lane PAM4 テクノロジーと Lumentum のリン化インジウム (InP) モノリシック統合 DFB-MZI 光トランスミッタを統合した業界初のデモを発表した。このデモは、4月1~3日までカリフォルニア州サンフランシスコで開催される2025 Optical Fiber Communications Conference and Exhibition(OFC)で行われ、人工知能(AI)/機械学習(ML)およびクラウドインフラストラクチャ向けの次世代の高帯域幅およびビットあたりの低電力光学系を前進させる重要なマイルストーンに焦点を当てている。

このライブデモでは、Lumentum の最先端の 450G PAM4 分布帰還 (DFB) レーザとマッハツェンダ (MZI) 変調器を統合し、同社の差別化された InP 技術を活用している。統合されたDFB-MZIソリューションは、特にシグナルインテグリティと効率が重要なアプリケーションにおいて、シリコンフォトニクス(SiPh)よりも明確な性能上の利点がある。

Marvellの高度な 400G 技術と、DSP および高速 ASIC 設計に関する広範な専門知識の組み合わせは、パフォーマンス、信頼性、スケーラビリティを最大化する Lumentum の光学イノベーションを補完する。この組み合わせのデモは、急速に拡大するAI/MLワークロードとクラウドスケールのネットワーキングインフラストラクチャに不可欠な、将来を見据えた3.2T光トランシーバの準備ができていることを示している。

「Lumentum とMarvellのコラボレーションは、レーンあたり 400G の技術革新の限界を押し広げるという両社の共同コミットメントを示している」と、Lumentum のクラウドおよびネットワーキング担当 CTO Matt Sysak は話している。「われわれは協力して、SiPhoが提供できる範囲を超えるレーンあたり400Gのソリューションを実現し、次世代のAI/MLおよびクラウドインフラストラクチャの基盤となるより高いパフォーマンスとスケーラビリティを解き放つ。」

「このレーンあたり 400G の技術実証で Lumentum と協力できることを嬉しく思う」と、Marvellコネクティビティビジネスユニット担当VP/GM、 Xi Wang は話している。「これらの技術的進歩により、クラウドデータセンタは帯域幅容量を増やし、出力を最大化し、将来のデータセンタの効率を高めることができる。」