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Coherent、次世代IC組込SiPhベース1.6Tトランシーバモジュール紹介

April, 8, 2025, Saxonburg--Coherent Corp.は、OFC 2025で、Marvell Ara 3nm光デジタルシグナルプロセッサ(DSP)を使用したシリコンフォトニクス(SiPh)ベースの1.6T-DR8トランシーバモジュールのライブデモを展示した。このトランシーバは、200 Gbpsの電気的および光インタフェイスを備えている。

現在、データコムトランシーバに展開されている最先端のDSPは5nmのノードサイズを使用しているが、電力消費を最小限に抑えるために、さらに小さなノードサイズへのプッシュが常に行われている。このデモのCoherentのトランシーバは、3nm 1.6T PAM4光DSPであるMarvell Ara DSPを使用しており、1.6T光トランシーバの消費電力を20%以上削減することを目指している。

エネルギー効率の改善により、運用コストが削減され、新しいAIサーバとネットワーキングアーキテクチャは、データセンタの大きな電力制約内でAIワークロードのより高い帯域幅とパフォーマンスのニーズに対応できるようになる。

「この次世代の1.6Tトランシーバのデモンストレーションは、当社のシリコンフォトニクスプラットフォームの汎用性と堅牢性を強調し、消費電力を継続的に削減するという当社の強い意欲を浮き彫りにするものである」と、Coherentのトランシーバエンジニアリング担当バイスプレジデントDr.Jack Xuはコメントしている。「業界が200G光レーンの時代に移行する中、当社はイノベーションの最前線に立つことで、市場でのリーダーシップを強化することに引き続き取り組んでいる。」