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Mickus Projects、バイオプラスチックHedron Pendantシャンデリアを発表

January, 27, 2025, San Francisco--デザインスタジオMickus Projectsは、デンマークのミッドセンチュリーデザイナー、POUL Henningsenの作品から情報を得て、3Dプリントされたハニカム形状のバイオプラスチックシャンデリアを作成した。

半透明のヘドロンペンダントは、複雑な六角形のパターンで仕上げられた球根状でありながら微妙に縞模様のランプシェードが特徴で、繊細でありながらも光るLED光源でステムを包み込む。

Mickus Projectsは、100%コーン&シュガー由来のポリ乳酸(化石燃料や石油ベースの材料を含まない軽量ですぐに入手できるバイオプラスチック)からシャンデリアを3Dプリントした。

ランプシェードを作るにあたり、スタジオはHenningsenの作品からヒントを得た。故人となったデザイナーは、暖かく柔らかな光を発するように作成された、まぶしさのないシェーディングランプのシリーズで記憶されている。

Mickus Projectsの創設者、建築家としての訓練を受けたBen Mickusは、以前はコペンハーゲンに住み、デンマークのモダンデザインを学び、そこからインスピレーションを得ていた。

Hedron Pendantをデザインするにあたり、Mickus Projectsは、Henningsenのトレードマークである反射パタンの分析を適用し、このプロセスを再生可能な材料およびパラメトリックデザインプロセスと組み合わせることを目指した。

「その結果、テイパードセル壁の配列で構成されたランプシェードができあがり、内部LED光源からの光が照明器具から出る柔らかく拡散した光に二度跳ね返るように正確に角度が付けられてい」(Mickus)。

「また、3Dプリンティングによる製造のアプローチは、切断や接着を一切行わず、廃棄物も発生しない。ランプシェードは、最小限の材料を使用して、硬質でありながら興味をそそる形を作り出している」とMickusは付け加えた。

Henningsenだけでなく、Mickus Projectsは、自然界に見られる形、特にハニカム、亀の甲羅、多面的な昆虫の目の形からインスピレーションを得た。

シャンデリアのステムは、標準のランプコンポーネントとカスタムCNC-カットブラケットで作られており、追加の留め具や可動部品を必要とせずにシェードをサポートする。

追加のホワイトセラミックコーティングは、半透明のランプシェードによって作成される影の強度を強化するためのオプションとなっている。

Hedronペンダントは、屋内と屋外の両方に設置できるように設計されており、住宅、商業、またはホスピタリティの様々な設定に適している。

Mickus Projectsによると、照明は様々な価格帯の一連のサイズで提供され、可能な限り幅広い照明の選択肢を作成できる。

「これは、親密にスケーリングされた常夜灯からロビースケールのシャンデリアまで様々である。バイオフィリアと超常現象が出会う、丁寧に作られたペンダントである」とMickusは話している。