February, 12, 2015, San Marcos--カンタムマテリアルズ(Quantum Materials Corp)は、大手家電メーカーに、カドミウムフリーの赤と緑の量子ドットを評価と生産向けに大量出荷を始めた。
同社は、発表ずみの自動化された資本設備、工場、人材投資が動き出した結果、カドミウムフリーナノマテリアルの均一性と強化された安定性が向上した。カンタムムマテリアルズは、カドミウムフリー量子ドット開発の最前線にあり、2015年Q2に年あたりの量子ドットおよびナノ粒子の製造能力を2000kgに増やすと先頃発表している。
同社によると、2015年CESでメーカーとのミーティングが、特定用途向けの機能を持つカドミウムフリーの赤と緑の量子ドット要求に拍車をかけた。エレクトロニクスメーカーが、コンシューマエレクトロニクス機器における危険な材料に対する環境規制関連で先行したいと考えていることから、カンタムマテリアルズはカドミウムフリー量子ドット開発を加速させた。量子ドットは、現在既存のLCDディスプレイ製造ラインで使われている、業界標準の薄膜ロール・ツー・ロールインクジェットや表面堆積技術への導入は容易である。
米国は、これまでに300億ドル以上を研究に投資して来ており、ナノテクノロジー技術革新では世界をリードしている。カンタムマテリアルズは、メーカーと協力して同社の先端材料を商用生産に組み入れようとしている。カドミウムフリー量子ドットの信頼できるサプライヤが業界に限られているため、世界最大のディスプレイメーカーや固体照明メーカーの関心を引きつけ、カンタムマテリアルズの量産能力の評価を進めている。