February, 2, 2015, Aliso Viejo--キューロジック(QLogic Corp)は、業界初のエンド・ツー・エンド25Gbpsと100Gbps Ethernetソリューションの実証を発表した。
プラットフォームは、ブロードコム(Broadcom Corporation)と共同開発したもので、ブロードコムのハイパフォーマンスStrataXGS Tomahawk Switch SeriesとQLogicのcLOM8514次世代Ethernetコントローラを統合しており、25Gbpsと100Gbps Ethernetスイッチおよびコントローラの業界初のクロスベンダインタオペラビリティとなる。
QLogicの製品、マーケティングおよび企画担当VP、Vikram Karvat氏は「25GbEはITマネージャにとって基本的な価値の改善になる、接続密度の向上、10GbEに対してリンクあたり2.5X増、40GbEと比較した低インフラコストによりTCOの改善が可能になる。こうした要因から、今後2~3年で25GbEはネットワーキングの様相を変えると見ている」とコメントしている。
25GbEと100GbEは次世代のデータセンタにとって補完的なインタコネクト技術となる。両方の仕様が共通のレーンあたり25Gシグナリングスキームを活用しており、25GbEが1レーン、100GbEが4レーンを利用する。100G Ethernetは発表済みのIEEE標準。25G Ethernetは新たに登場する標準で、25Gbps Ethernetコンソーシアムが主導し、IEEE(802.3by)内の承認プロジェクト。25GbEは銅線シングルレーンで10GbEの2.5Xのパフォーマンスを提供し、10GbEインフラにはコスト効率の高いアップグレードとなる。一方、100GbEは最も要求の厳しいアプリケーションに最高のパフォーマンスを提供する。