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小型、低コストの光空間伝送用トランシーバを開発

October, 21, 2024, 浜松--浜松ホトニクスは、空間での光データ通信が可能な「光空間伝送用トランシーバ P16548-01AT」を開発した。

同製品は、光送信機と光受信機を一体化した光トランシーバ。製品同士を同じ光軸上に対向配置することで、最長100mmの空間距離範囲で最大1.25ギガビット毎秒(Gbps)の全二重双方向通信が可能となる。回転体と静止体の間での通信においても、その特性を維持する。

同製品は、短距離基板間通信をはじめ、回転機構での通信が必要な回転LiDARやロボットアーム、全方位カメラなどに適しており、接触式スリップリングの課題を解消する。

国内外の輸送機器部品や産業機器、医療機器、カメラ、コネクタメーカーなどに向け、10月1日(火)より、本製品および評価用キットのサンプル提供を開始する。
(詳細は、https://www.hamamatsu.com)