TRUMPFとOptomind、800Gbpsトランシーバの100Gbps VCSEL性能をECOC 2024で紹介

September, 27, 2024, Ulm/Frankfurt--データ通信用VCSELおよびフォトダイオードソリューションの世界的リーダーTRUMPF Photonic ComponentsとOptomindは、ドイツのフランクフルトで開催されるEuropean Conference on Optical Communication(ECOC)で、100Gbps VCSELの性能を紹介した。
「革新的な光学技術とTRUMPFの改良型100Gbps/ch VCSELを活用して、当社のトランシーバで800Gbpsの堅実な性能を達成できた。TRUMPFとのパートナーシップを固めることを楽しみにしている。これは、卓越性トランシーバーとアクティブ光ケーブル(AOC)の戦略的でクラス最高のVCSELサプライヤである」と、Optomindの最高マーケティング責任者Yung Sonはコメントしている。AI/MLベースのハイパースケールクラウドコンピューティング空間におけるマルチチャネル高速データ伝送の需要が高まっており、レーンあたり100Gbps以上の800Gbpsのデータレートが不可欠である。

TRUMPFのマーケティング&セールス担当バイスプレジデントであるRalph Guddeは、「Optomindとの継続的な協力により、同社のトランシーバでPAM4 112Gbps/chのVCSELの性能を実証できることを嬉しく思う。これにより、実際のアプリケーションでの使用が検証される。より長いリンク伝送や高温での優れたパフォーマンスを実現する強化された技術を備えたフル機能バージョンが、今年リリース間近である。TRUMPFは多角化しており、強力な技術的背景を持ち、技術パートナーおよびデータ通信ビジネスの主要サプライヤーとして、確固たる長期的コミットメントをもたらしている」とコメントしている。

高度な光データ通信システムは、VCSELベースの技術が提供する高速データ伝送の恩恵を受けている。TRUMPFは、より高いデータレートのための技術に引き続き多額の投資を行っており、シングレット、1×2、1×4、1×8、1×12アレイなどの様々なレイアウトで、VCSELとフォトダイオードの両方をマッチングペアソリューションとして提供している。VCSELは、AI/ML、HPC、その他の帯域幅を大量に消費するアプリケーションなど、データセンタの要求を満たすように特別に設計されており、高速で安定した信頼性の高いデータ伝送を実現する。