VI Systems、850nm VCSELで50Gb/sモジュール

January, 26, 2015, Berlin--VI Systemsは、50Gb/sまでのマルチモードファイバ(MMF)伝送に適したテストモジュールを発表した。
　V50-850Mトランスミッタは、高周波パッケージに実装した新しい850nm VCSELチップ設計をベースにしている。デバイスはMMFに結合し、次世代短距離光インタコネクトを対象にしたテストセットアップ向けに設計されている。
　VI Systems GmbHは、データレート50Gb/sまでのファイバ結合850nm VCSELトランスミッタモジュール、V50-850Mを発表した。このトランスミッタモジュールは、電気入力信号にVコネクタ、光出力は標準FC/PCコネクタで終端した50/125マルチモードファイバを特徴としている。
　V50-850Mトランスミッタモジュールは、先端的な短距離光インタコネクトの開発を目標にしたテストセットアップ向けに設計されている。モジュールサイズは、62.5×16.7㎜。高さは8㎜。ファイバ長は通常1m。
　最大光出力は6dBmで仕様化されている。典型動作電圧は2.4V。テストデータはベルリンのHHIが提供。プリエンファシスやイコライゼーションは適用されていない。適切に調整された電気パルス形状エンジニアリングにより大きな改善が期待できる。