April, 8, 2024, 東京--古河電気工業株式会社は、ハイパースケールデータセンタやエッジデータセンタにおける次世代CPOネットワークスイッチ装置の実現に向け、ブラインドメイト光コネクタを内蔵した16chsの外部光源を世界で初めて開発した。
開発した16chsブラインドメイト型外部光源には、古河製高出力DFB(Distributed Feedback)レーザ素子と光学部品を高密度に実装した8チャンネルTOSAを2台搭載している。8チャンネルTOSAのサイズは22.5 mm(長さ)×13.0 mm(幅)×3.3 mm(厚み)と小さく、TOSAの偏波保持ファイバは曲げ損失や偏波消光比の劣化なくハウジングに収納できるようにMTコネクタまでの長さを短く調整している。同製品の駆動特性は、ハウジング温度範囲25℃~55℃において、全チャンネルで100mW以上の光出力特性と、20dB以上の偏波消光比を達成している。
この製品は本年4月以降にサンプル出荷を開始し、2025年度以降に量産を開始する予定である。
また、同製品はOFC 2024において、古河ブースで展示紹介された。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)