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Coherent、800Gbpsフォームファクタトランシーバモジュール

April, 2, 2024, PITTSBURGH--Coherent Corp.は、OFC 2024で、QSFP-DDフォームファクタの800Gbpsコヒレントトランシーバモジュールのデモを行うと発表した。このモジュールは、800G ZRモードでデモされ、約450kmファイバ相当、9000ps/nmを超える分散で伝送する。

400G ZR/ZR+ デジタル コヒレント オプティクス (DCO) の成功に続いて、顧客は伝送速度を次のレベルにアップグレードするために DCO の 800G バージョンを探している。ハイパースケールデータセンタは、データセンタインタコネクト(DCI)アプリケーション向け400G/800G DCOの需要を促進しており、サービスプロバイダは、メトロおよびリージョナルネットワークにDCOモジュールを使用してIP-over-DWDMの概念を適応させ始めている。QSFPDD と OSFP は、DCI アプリケーションで使用される最も一般的でコンパクトなフォーム ファクタである。

この新しい800Gトランシーバは、Coherentの140Gbaud IC-TROSA光サブアセンブリを使用しており、高効率InP変調器および受信器と、独自の埋込波長可変レーザを組み合わせている。Coherent 800G QSFP-DD トランシーバには複数の動作モードがあり、適切に設計されたネットワークでは、800 Gbps で最大 1000 km、400 Gbps で最大 2000 km の到達距離を実現できる。

「スコットランドのグラスゴーで開催されたECOC 2023でデモされた140 Gbaud IC-TROSAの成功をベースにして、CoherentはQSFP-DDとOSFPの両方のフォームファクタでコンパクトな800Gコヒレントモジュールを開発している」と、テレコム担当EVC、Dr. Beck Masonは話している。「これらの次世代ソリューションは、ポートあたりの容量を増やし、ネットワークコストを削減できるだけでなく、現行世代のソリューションと比較して、400Gアプリケーションの伝送距離を大幅に延長することもできる。Coherentは、コンパクトなフォームファクタで高度なコヒレントソリューションを市場に投入する業界リーダーである」。

モジュールのαサンプルは、現在顧客向けにに出荷されている。ベータ(β)版は 2024 年第 3 四半期に予定されている。