December, 11, 2014, Regensburg--オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、ステージ照明向けに新しいLEDを発表した。
従来の製品ファミリと比較してOsram Ostar Stageはルーメン出力が2倍以上になっている。その一方で、コンポーネント表面はわずか30%しか拡大していない。この新しいバージョンは、色ごとに2㎜2の高電流チップを収容している。これは、チップあたり最大4.5Aに対処可能となっている。これにより、ステージや展示照明の可動ヘッドは、よりコンパクトに強力にできる。
新しいOsram Ostar Stageは、最新の薄膜とUX:3チップ技術をベースにした4個の高電流チップを搭載している。各2㎜2のエリアで、チップは従来品の2倍であるが、5.7×6.4×1.3㎜パッケージサイズは、わずかに大きくなっただけである。赤の薄膜チップと、緑、青と白のUX:3チップが使用されている。各チップには最大4.5Aまでの供給が可能であり、これによって小さな表面積から出る光はより強くなっている。1.4Aからスタートして赤のチップは典型値140ルーメン(lm)に、緑のチップは280lmに達する。「ディープブルー」のチップの光出力は1.8W。そのLEDが最大電流4.5Aで動作すると色あたり明るさは2.6倍になる。新しいOsram Ostar Stageの白色チップは、新しいセラミックコンバータを採用しており、寿命は全出力で20000時間(L50/B50)となり、100lmを超える明るさを達成している。
この新しいオスタステージLEDは、2015年国際CESで初めて紹介される。