Specim、改良型FX50 MWIRハイパースペクトルカメラ発表

December, 6, 2023, Oulu--Specimは、改良型Specim FX50中波赤外線(MWIR)ハイパースペクトルカメラを発表した。Specim FX50は、2.7〜5.3μmの全MWIRスペクトル範囲をカバーする、市場初、唯一のプッシュブルームハイパースペクトルカメラである。

機能を強化したこの画期的な製品は、産業用選別、品質管理、プロセスの最適化、および研究の可能性を拡大する。これは、他の波長やイメージング方法では検出できない材料、炭化水素、鉱物、油、金属表面の汚染などを検出することによるものである。

改良されたSpecim FX50の発売は、Specimと顧客にとって重要なマイルストーンとなる。2019年に最初のバージョンがリリースされ、その需要は当社の期待を上回った。このカメラが提供する未開拓の可能性に驚いている」と、SpecimのCEO、Tapio Kallonenはコメントしている。

新しいSpecim FX50は、効率的な原材料の検出、製造、リサイクルや再利用のために回収する価値のある貴重な材料の特定を可能にすることで、コスト効率と持続可能性を促進する。特に、難しい黒色プラスチックの選別が可能な唯一の波長域を持つ製品であり、黒色プラスチックの選別分野に革命をもたらした。

「Specim FX50の注目すべき利点の1つは、黒色プラスチックの選別に画期的な影響を与えることである。FX50カメラは、黒色プラスチックの識別と分離を効果的に行い、重要なプロセスの効率、精度、収益性の向上に貢献する」(Kallonen)。

また、新しいSpecim FX50は、科学的な探求の新たな機会への扉を開く。

(詳細は、https://www.specim.com)