November, 27, 2014, Berlin--VI Systemsは、ショートリーチデータ通信用に第2世代300Gb/s高速パラレル光トランスミッタとレシーバのテストボードを発表した。
この高速光リンクデバイスは、850nm VCSELトランスミッタチップアレイおよびPIN-PDアレイをベースにしたもので、MMFリボンファイバを結合している。デバイスは、300mまでのショートリーチ光インタコネクトのテスト環境用に設計されている。
VHXT6212A-840トランスミッタテストボードは、各チャネルの差動信号入力用に高速電気入力コネクタ、電圧供給用に標準SMAコネクタを持つ。光出力信号は、独自の850nm VCSELチップアレイで生成。25Gbps/chであり、マイクロレンズアレイによってマルチレーンリボンファイバに結合している。各出力ファイバは50/125µm MMF。リボンファイバはファンアウトで、12×FC/PCコネクタで終端されている。
ドライバエレクトロニクスは、InfiniBand EDR準拠。トランスミッタテストボードは、チャネルあたりの消費電力が200mW以下。VCSEL駆動回路は、USB-to-I2Cバスコンバータを介してWindowsベースコンピュータでプログラム可能。
レシーバボードVHXR6212A-840ボードは、700-870nm波長向けの独自12-ch PIN-PDチップアレイを特徴としており、マイクロレンズアレイオプティクで50/125µm MMリボンファイバファンアウトケーブルに接続。ファンアウトは、12×FC/PCコネクタから信号入力する。ボードは高速差動電気出力コネクタおよび電源供給はSMAコネクタ。VHXR6212A-840の出力スイングサイズ、プリエンファシスモード、信号検出閾値は調整可能。テストボードの消費電力はチャネルあたり180mW。TIAは、USB-to-I2Cバスコンバータを介してWindowsベースコンピュータでプログラム可能。