October, 17, 2023, Obersulm--Ensenso C により、IDS は 3D 点群を生成するだけでなく、統合されたイメージセンサによりカラー (RGB) の 2D 画像も提供するステレオビジョンカメラを提供する。
これにより、リアルな3D画像が可能になり、並べ替えタスクを実行するために画像をさらに処理する場合など、後続のプロセスがサポートされる。コンパクトなハウジングは完全に密閉されており、保護クラスIP65/67に準拠している。これにより、環境の影響や振動からコンポーネントを確実に保護する。さらに、カメラは事前に構成された状態で納品されるため、すぐに使用できる。Ensenso C は、品質管理、組立ライン、ピッキング作業など、多くの産業プロセスの自動化に適している。
当初、3Dカメラは約240mmのベースラインで利用できる。まもなく、ベースライン約455mmの追加モデルが提供される。強力な200Wプロジェクタパワーと5MPの高解像度の組み合わせにより、このカメラは大量のアプリケーションでも正確なデータを提供する。大きなベースラインと小さな視野により、モデルは2mの物体距離で0.2mmの再現可能なZ精度を達成する。さらに、カメラは、深さ値の温度関連偏差が最小限に抑えられるように設計されている:たとえば、10℃の温度変化で30cmの距離での偏差が0.075mm未満。拡散白色光LEDは、変化する周囲光条件のアプリケーションで2Dカラーイメージングもサポートする。
Ensenso C は、IDS の 3D カメラシリーズにシームレスに収まる。Ensenso 製品ラインは、産業要件に合わせて特別に設計されており、精度と費用対効果を兼ね備えている。完全に統合されたハウジング、モジュラー設計、あるいは統合されたデータ処理のいずれを使用する場合でも、Ensenso N、S、X、XR および現在の Ensenso C ファミリーは、ビンピッキングから品質管理まで、幅広い要件に対応するソリューションを提供。ユーザは IDS Web サイトの Ensenso セレクタを参照して、特定のアプリケーションに適したモデルを見つけることができる。