Lockheed Martin、レーザパワーを500kWに拡大

August, 16, 2023, Bothell--Lockheed Martinは、同社のレーザ技術を新たなベンチマーク、500kWクラスレーザに拡大する。これは、Lockheed Martinが製造する最も強力なレーザであり、米国国防総省(DOD)の国防次官、OUSD (R&E)との契約で開発された300kWクラスレーザパワーを上回る。
OUSD (R&E)との新規契約で開発された500kWクラスレーザは、High Energy Laser Scaling Initiative (HELSI)の第二フェーズである。

HELSIのこのフェーズは、レーザパワーレベルの向上を狙っている、同時にCW高エネルギーレーザ光源の優れたビーム品質の達成、効率、サイズ、重量、体積の最適化達成を狙っている。この能力の証明は、DOD全6軍事部門向けにハイパワーレーザ兵器システムの取得と配備のリスクを低減することになる。

Lockheed Martinは、実績のある兵器システムインテグレータであり、同社の指向性エネルギー技術の成熟を実証し、製造能力拡大に投資して、大規模にレーザ兵器システムを製造している。このOUSD (R&E) HELSIマイルストーンは、Joint All-Domain Operationsにスピードと敏捷性を提供する先端技術の開発にLockheed Martinが取り組んでいることを示している。

詳細
500kWｰクラスレーザは、戦術的に構成され、Lockheed Martinの実証済みスペクトルビーム統合アーキテクチャを利用して軍のプラットフォームをサポート、DODのModular Open System Approach基準を組み込んで、システムの互換性とマルチミッション統合を保証する。
(詳細は、https://news.lockheedmartin.com)