October, 22, 2014, Tokyo--シャープは、業界最高の光出力180mWを実現した赤色半導体レーザ<GH0631IA2G>を開発した。車載ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)や小型プロジェクターなどのディスプレイの光源用として発売する。
車載HUDは、安全運転をサポートするシステムとして普及拡大が見込まれ、光源として、高輝度で省エネ性に優れる高出力の半導体レーザが求められている。
デバイスは、半導体レーザチップの構造や材料の組み合わせを工夫することにより、波長638nmで業界最高の光出力180mW(25℃)を実現した。さらに、高温動作時(65℃)でも120mWの高出力を維持。HUD用光源に必要な3原色のうち、高輝度な赤色の表示が可能。また、業界最高の変換効率33%により、効率良く電気を光出力に変換するため発熱を抑制でき、搭載機器の放熱設計の簡略化や小型化に貢献する。
主な特長
1.業界最高光出力180mW(25℃)を実現、高輝度な赤色表示が可能
2.高温動作時(65℃)でも120mWの高出力を維持
3.業界最高※1の変換効率33%により、搭載機器の放熱設計の簡略化や小型化に貢献
(詳細は、www.sharp.co.jp)