April, 14, 2023, Pittsburgh--Coherent Corp.は、裏面発光VCSELアレイによる超コンパクトダイナミックイルミネーションとセンシングのための特許モジュールアーキテクチャを発表した。
コンシューマエレクトロニクスで光センシングのアプリケーション数急増が、小さなスペースに収まり、高性能を達成するオプトエレクトロニクスサブアセンブリ需要を後押ししている。Coherentの特許モジュール技術により超コンパクトパタンプロジェクタ、投光イルミネータ、密接に統合されたセンシングサブシステムが可能になる。特許のモジュール技術は、ASICsへの裏面発光VCSELアレイの革新的フリップチップアセンブリに依存しており、フォトダイオードアレイをサポートしている。
「フリップチップアプローチは、ボンドワイヤからの寄生インダクタンスをなくし、コンシューマエレクトロニクスにおける奥行き分解能、ToFセンサの精度を改善する」とCTO、Dr. Julie Sheridan Engは、話している。さらに同氏は「裏面発光オプトエレクトロニクスにより、フリップチップアセンブリの優れた電気的性能だけでなく、オプトエレクトロニクスデバイス内蔵の偏光ロックやビーム成形機能との高いレベルの光学的統合が可能になる」とコメントしている。
CoherentのVCSELアレイは、個々のエミッタ、あるいはエミッタグループに独立に対処するように設計できる。これらは、回折光学系を介して操作され、動的シーンで関心のある領域の選択的照明が可能になる。
(詳細は、https://www.coherent.com)