April, 3, 2023, Auckland--Quantifi Photonicsは、新しいLaser 1300 Series、コンパクトでスケーラブルなCW-WDM MSA-準拠レーザテスト光源を発表した。これは、CW-WDMエコシステムを可能にし、AI、HPC、高密度オプティクスなど新興のアプリケーションで多波長技術採用を加速するように設計されている。
新しいLaser 1300 Seriesは、Ayar Labsの画期的なSuperNovaレーザ技術を組み込んでおり、顧客は標準PXIeモジュールで多ポート、多波長光源を利用でき、同期トリガー、小型フットプリント、組込容易、Quantifi Photonicsの使いやすいCohesionUIソフトウエアインタフェースが利用できる。初のモジュール、Laser-1301、特徴は8チャネル、8 CW-WDM8準拠波長。
Laser-1301は、同社のPXIeベース製品と組み合わせて、完全なCW-WDM8テストソリューションを構築できる。これに含まれるのは、 Laser-1226 および Laser-1227(MSAグリッドで個別に制御できる波長のモジュール)、Passive-1024 (CW-WDM8 マルチプレクサ), Passive-1025 (CW-WDM8 デマルチプレクサ), さらにOSA-1001 (CW-WDM 範囲をカバーする光スペクトルアナライザ)。
CW-WDM MSA仕様に適合するように設計されたLaser-1300シリーズにより顧客は、AI、HPC、高密度オプティクス向けのフォトニック集積回路(PICs)を評価できる、同時に量産テストにスケーラブル、再現可能光源を提供している。革新的Laser 1300 Seriesは、多波長光源を標準化するCW-WDM MSA仕様に準拠している。
「当社は、Ayar Labsとの提携を喜んでいる。また、AIやHPCシステムの潜在性を解放する同社の先駆的技術に敬意を払っている」と、同社マーケティング、GM、VP、Kees Propstraは、コメントしている。「外部光源が、コパツケージドエコシステムの重要コンポーネントであることは、よく知られている。SuperNova CW-WDM-準拠光源と当社の実証済みPXIe-ベース光テストプラットフォームを統合することで、市場で需要が増えているCW-WDM対応テストプラットフォームを提供できる。また、PICベース光インタコネクトのテストと評価を可能にし、業界での採用を加速することができる」
Ayar LabsのSuperNova光源は、2021年に発表され、TeraPHY光I/Oチップセットとともに開発され、従来の電気接続のほんのわずかな電力でチップ間接続ができ、性能、遅延および距離を飛躍的に改善している。
Ayar Labs、Laser EngineeringのVP、Matt Sysakは、「光I/Oは、次世代AIやHPCアプリケーションのワット当たりの性能問題の解決を約束し、銅線の差し迫る電力と性能の壁を破る」とコメントしている。