March, 22, 2023, MIGDAL HAEMEK--Tower Semiconductorは、Quintessent, Inc,と協力して、GaAs量子ドットレーザ(QD)とファウンドリSiフォトニクスプラットフォーム(PH18DB)の世界初ヘテロ集積を発表した。
PH18DBプラットフォームは、データセンタや通信ネットワークの光トランシーバモジュールをターゲットにしている。また、AI、ML、LiDARおよび他のセンサにおる新興アプリケーションもターゲット。
調査会社LightCountingによると、シリコンフォトニクストランシーバ市場は、CAGR 24%で成長し、2025年には90億ドルのTAMに達する見込である。
新しいPH18DBは、Towerの量産ベースPH18M シリコンフォトニクスファウンドリ技術に立脚したGaAsベース量子ドットレーザと半導体光増幅器(SOA)を提供する。同プラットフォームには、低損失導波路、フォトダイオード、変調器が単一シリコンチップにヘテロ集積されている。このプラットフォームにより、高密度光集積回路(PICs)が可能になり、スモールフォームファクタでチャネル数を増やすことができる。この220nm SOIプラットフォームのオープンファウンドリ利用により、幅広い製品開発チームにアクセスでき、レーザとSOA pcells利用で、機能豊富なベースラインPH18プロセスに加えて、PICデザインを簡素化できる。
PH18DBの最初のプロセスデザインキット(PDK)は、Lasers for Universal Microscale Optical Systems (LUMOS)プログラムでDARPAとの提携で利用可能になっている。同プログラムの狙いは、商用および防衛アプリケーション向けの先進的フォトニクスプラットフォームに高性能レーザを持ち込むことである。またMPWsは、2023年と2024年にも計画されている。
このPH18DBは、Towerが以前に発表し、現在プロトタイピング、InPレーザ、変調器およびディテクタをヘテロ集積するPH18DAを補完する。
これら2つのヘテロ集積SiPhoファウンドリプラットフォームは、幅広い先端アプリケーションで設計者に豊富な一連のデバイスとオプションを提供する。Towerは、引き続きシリコンオンリーPH18MAプラットフォームを提供する、現在量産しており、III-Vアクティブ素子のヘテロ集積を必要としないアプリケーションにも提供していく。
(詳細は、https://towersemi.com/)