January, 20, 2023, 浜松--浜松ホトニクスは、インジウム(In)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)を使用した最新の中赤外光検出素子と独自の回路設計技術を応用し、波長11µmまでの中赤外光に高い感度を持つプリアンプ内蔵型受光素子「プリアンプ付InAsSb光起電力素子 P16702-011MN」を開発した。
従来のモジュール製品と同等の感度ながら大幅に小型化するとともに低コスト、高速応答も実現した新製品により、工場周辺などの測定現場で排ガスの成分を即時に分析することができる可搬型のガス分析機器への応用が期待される。
同製品は、国内外の環境計測機器、分析機器メーカーに向け、2023年2月1日(水)より販売を開始する。また、同製品を米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される国際会議「SPIE Photonics West(フォトニクス ウエスト)2023」の併設展示会に出展する。
(詳細は、https://www.hamamatsu.com)