November, 2, 2022, Toronto--POET Technologies Inc. (“POET”)は、ハイパースケールデータセンタ向けに、POETの伝送光エンジンではドライバ集積直接変調レーザ(DMLs)、受信光エンジンではTIAs集積高速フォトダイオードを使い、ローパワー、高コスト効率、高い拡張性の800Gおよび1.6Tプラガブルトランシーバを発表した。
市場トップのレーザ設計者およびメーカーと協働してPOETの光エンジンは、これらのデータレートで業界初のDMLs実装となる。POETは、POET 400G伝送エンジンの変調器フリー設計の画期的なDMLsを使用する。その小型サイズ、チップ・オン・ボードデザインにより800Gおよび1.6T設計が業界標準1.6T OSFP-XDフォームファクタに容易に適合可能となる。DML技術は、ハイパースケールデータセンタであらゆる世代のスピードで大量トランシーバ導入の実績がある。光エンジンにパッシブ集積された100G PAM4 DMLは、量産で現行の400Gソリューションに対処しているだけでなく、業界がさらに高速化するにともない、今後のイントラデータセンタインタコネクトにも対処する。
「POETの光エンジンは、POET独自の’フォトニック・チップレット,’であり、モジュール設計でスケーラブルでエレガントなソリューションを可能にする。これは、データセンタで、プラガブルトランシーバの利用を1.6Tや3.2Tに拡張できる。業界標準のフォームファクタでこれらのスピードにプラガブルを拡張することは、以前には不可能と考えられていた。しかし、小サイズ、当社の光エンジンにおけるデバイス集積の範囲により、データセンタ顧客は、かつてないほどネットワーク設計が一段と柔軟になる」とPOETのチェアマン/CEO、Dr. Suresh Venkatesanは話している。「われわれは、継続してプラットフォームにさらに多くのデバイスを集積しているので、当社の光エンジンにより多くの価値を組込み、トランシーバモジュール性能を高め、パワーとコストを下げ、データセンタ顧客に比類のないレベルの柔軟性を提供していく」と同氏は続けている。
プラガブルトランシーバの顧客は、POETの実証済み光エンジンプラットフォームの恩恵を受けることになる。同プラットフォームは、チップスケールアセンブリ、モノリシックMUX/DEMUX集積、400G、800G、1.6T FR4モジュール向けパッシブアライメント。光エンジンソリューションは、トランシーバ設計を簡素にし、面倒でコストのかかるアクティブアライメントを不要にする。POETは、2023年上半期に800G/1.6T光エンジンのサンプル出荷を開始する予定。
(詳細は、https://poet-technologies.com/)