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AEPONYX、データセンタ向けR.O.C.S. 2を発表

September, 14, 2022, Montreal--AEPONYX Inc.,は、同社のResource Optical
Configuration System (R.O.C.S. 2)の評価キット出荷開始を発表した。同社は、テレコムおよびデータコム市場向けに光集積回路 Photonic Integrated Circuits (PIC)を開発している株式非公開企業。

AEPONYXの(R.O.C.S. 2)は、革新的で使いやすいプラットフォームに光センシングとスイッチングを統合している。AIおよびHPCデータセンタがサーバ向け高信頼、高速通信にとって重要なサービス品質を確保できるようにするためである。AEPONYXのソリューションによりオペレータは、ネットワークの健全性をモニタし、トランシーバの故障が見つかると二次的光源に自動的に切り替えることができる。オペレータは、予想外のダウンタイムを減らし、そのような故障による関連の収益損失を防ぐことができる。

「サービス品質を確保し、フェイルオーバソリューションを持つことによりデータセンタは、AIやHPCに必要とされるハイパフォーマンス、フォールトトレラントネットワークを実現できる」と同社、CEO、Philippe Babinは説明している。「運用費用とサービス品質の間のバランスを見つけることは、データセンタにとって課題である。フェイルオーバーの実装コストは、潜在的なダウンタイムコストに比べると取るに足りない」と同氏は付け加えている。

AEPONYXのリソース光構成スイッチは、既存のスループットやパフォーマンスを維持しながら、200Gおよび400Gトランシーバのフェイルオーバーシナリオで動作する。AEPONYXのフェイルオーバーソリューションは、既存サーバラックに簡単に設置可能。またサーバあるいはネットワークスイッチ近くにインストールできる。スペースが非常に制約されるアプリケーションには、(R.O.C.S. 2)は、直接サーバ内部にインストールされる拡張カードとして供給可能である。

「高速トランシーバのコスト上昇により、データセンタが、その置き換えを最小化することが極めて重要であり、データセンタの不動産コストも貴重である」とBabinは言う。さらに同氏は、「当社の評価キットは、簡素、自己完結フレキシブル評価システムであり、モニタリングやレポート機能を含む多数のスイッチとセンシング構成を可能にする。評価キットは、AEPONYXと当社のパートナーにとって、データセンタラック、ファイバと配線マネージメントに必要なベストのフォームファクタ決定に役立つ」と話している。
(詳細は、https://www.aeponyx.com/)