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Marvell、DCI向けにCOLORZ II 400ZR量産

March, 11, 2022, Santa Clara--Marvellは、Marvell COLORZ II 400ZRモジュールの大量出荷開始を発表した。COLORZ IIは、業界初のQSFP-DDプラガブルモジュールであり、これによりクラウドオペレータは、地域内のデータセンタをハイパフォーマンス、スモールフォームファクタ400Gコヒレントトランシーバで接続できる、個別のトランスポートボックスは不要である。

「プラガブル400Gbpsコヒレントオプティクス需要は、現在、非常に強い。供給を上回っており、2025年までにDWDMの1/4を占めると予想されている」とCignal AIの主席アナリスト、Scott Wilkinsonは、分析している。「2021年に始まった大量出荷が加速している。Marvellは、継続して先頭に立つと見ている。400ZRが新しい、革新的なDCIネットワークアーキテクチャに拍車をかけているからである」と同氏は付け加えている。

人工知能(AI)、マシンラーニング(ML)、HPCアプリケーションが継続して、より大きな帯域要求を後押ししており、高速データセンタインタコネクトをサポートするにはクラウド最適化400Gソリューションが必須である。これらの要求は、小型、コスト効果の優れたフォームファクタで提供される高帯域接続によってのみ可能になる。Marvell COLORZ II 400ZRによりクラウドデータセンタは、データ移動のスピードを高め、同時にパワーとコストを抑制できる。

「当社のクラウド顧客のDCI帯域需要は、激増を続けている。今回の発表は、この成長をサポートするためにMarvellが業界をリードする400ZRとZR+ソリューションに取り組んでいることを強調するものである」と、光と銅線接続グループ、共同VP、Josef Bergerは、コメントしている。「われわれは、成長の軌跡と、この初の出荷マイルストーンに感動している」と同氏は付け加えている。

400ZRは、広範な業界サポートを受けた相互運用可能な標準である。DCIのコストと消費電力を下げる必要性に動かされ、主要クラウドオペレータ、OEMs、モジュールやチップベンダが、400ZRの業界標準を開発するためにOIFに参加している。

(詳細は、https://investor.marvell.com/)